病室から今年最後のブログを書いています。
今年は両手の怪我に始まり、春先には下肢に異常が見つかったため、
仕事との兼ね合いのため迷いに迷って病院での年越しを意思決定しました。
手術は無事に終わり、この先は自分との闘いあるのみ。
多くの先輩、友人、そして家族の励ましに助けられ感謝するばかりです。
人生初の入院・手術は多くのことに気づかされるものでした。
まず、顔を洗う、トイレに行く、入浴をするという日常行為を
当たり前にできることがどんなに幸せなことかということ。
また、顔も洗えない、トイレにも行けない、入浴することもできない人が
最大限快適な環境で過ごすための設備、技術が日本にはあり、
そこで思いやりに溢れた人々が働いていること。
そして、主治医、麻酔、執刀医を含む執刀チーム、その後の看護が
信頼関係あるプロフェッショナルの集団であること。
最後に、世界の人口が80億人だとして、その1.5%にあたる
日本人として生まれたことがどんなに幸運かということ。
お陰様で仕事を含め世界中を旅してまいりましたが、
今回の入院が、今までのどんな旅よりも奥深く未知なる体験の旅となりました。
退院は新年を明けて6日。営業は7日からです。
それまでに自分の足で歩けるようになつている決意です。
今年も大変お世話になり、誠にありがとうございました。
来年も、ひき続き何とぞよろしくお願い申し上げます。
どうぞよいお年をお迎えください。