9月に入り、朝晩はエアコンを止められるようになりました。
夏はドライ28度設定で点けっぱなしでしたので、
我が家のエアコンを、ようやく一休みさせてあげられています。

今週は、主人の消化器系の病気に始まり、
私は股関節手術を外科医に勧められるなど家庭には嵐が吹きました。
話し合った結果、主人は早い段階で手術、
私は3か月の生活改善で様子見ということにしました。

さて今週は、ある勉強会で経営には「燃える闘魂が必要」というテーマで話し合いがありました。
闘魂がない人の良い人は経営者には向かないという教えがあります。
私は運動音痴ですのでスポーツに関しては全く闘魂がありませんが、
幼い頃から将棋やオセロなどのゲームには強く、負けず嫌いでした。
これも闘魂という理解でよいかな?

今日の日本に必要なのは「燃える闘魂」である。
平和が続き、日本人には戦後のような「燃える闘魂」が失われてしまった。
そのため、世界第2位だった経済力は、現在は第4位、2024年はインドに抜かれて第5位になると言われています。
加えて、人口動態では、2028年には国民の3人に1人が65歳以上という世界に類のない少子高齢化に突き進み、
2050年代に総人口が1億人を下回ると予測されています。
さて、このような状況で日本はどのようにしていくべきでしょうか。
やはりいま一度、戦後のような闘魂を燃え盛らせるべきではないか、ということが勉強会のテーマでした。

しかし、戦争のような大きな不幸が起きない限り、人間はなかなか戦後のような闘魂は出ないものです。
私は、闘魂には2つあると思っています。
一つは前述のような「生きるか死ぬか」の瀬戸際から沸き起こる闘魂と、
もう一つは、何年も何十年も会社を継続させるという闘魂です。
日本人は前者も得意ですが、後者の「継続」も得意です。
その証拠に、創業100年以上の企業は3万社を超え、世界の40%以上を占めます。
創業200年以上となると世界の65%を日本企業が締め、どちらも世界第1位です。
この「継続」は誰からも追い抜かれることはありません。

たとえば、1854年創業のルイヴィトン会長のベルナール・アルノー氏が
かのイーロン・マスク氏を抜き、2024年の世界長者番付1位になったことでも、
伝統や継続の強さを物語っています。

私は、この「継続」という闘魂で、日本の経済はまだまだ明るい未来があると思っているのです。