明日は立春ですね。
自宅の庭に、水仙が元気いっぱい咲き誇り春の近さを感じます。
これから、梅、パンジーなど、春に向かい様々な花が花開く季節ですね。
玄関にも春の花を飾ってみました。
啓翁桜、チューリップ、菜の花です。癒されます。
明日から春だと思うとワクワクします。
じつは今週は、年末年始の疲れが出たのか、少々ダウンしておりました。
と言いましても、帰省する予定の2日間を自宅で過ごしただけですが、
私と同様に冬バテの方も多いと思います。ご自愛ください。
さて今回も、機関誌49号(2002年10月号)より。
・企業経営における倫理 - リーダーと人格について
昨今、人の経済界では大企業の不祥事が続いている。本来、率先して不正を排除していくリーダーが、少しでも間違った考え方すれば企業の存亡を招きかねない。結論から言うと、リーダーの資質として最も重要なのは“高い次元の”「人格」である。一般にリーダーの資質として重視されるのは「才覚」と「努力」でありがちだが、「才子 才に溺れる」という日本の格言の通り、人並み外れた「才覚」や「努力」の持ち主であるほど、その強大な力をコントロールする「人格」が大切である。
「人格」とは何か。それは、生まれながらに持っている「性格」と「哲学」から成り立つ。先天的な性格に、後天的に学んだ「哲学」が加わることによって「人格」が形成される。この「哲学」を身に付けることで「人格」を高められる。ただし、留意すべきとは「知っていることと実践できることは違う」ということ。「哲学」を繰り返し学ぶことで「人格」は高められる。
著名な企業が不祥事によって破綻や苦境に陥るのは、「わずかな嘘なら許される」という当たり前の倫理に反したことに始まると思われ、経営者の「人格」が高まっていなかったためだろう。
・リーダーが果たすべき役割-集団を率いるための10カ条
京都市民に請われ引き受けた京都パープルサンガのJ1復活ストーリーを例に挙げ、スポーツも経営と同じであり、選手を信じ士気を上げることの重要性が語られている。
≪リーダーのあり方≫
- 事業の目的・意義を明確にし、それを部下に指し示すこと
- 具体的な目標を掲げ、その実現計画を立てる
- 強烈な願望を心に抱き続ける
- 誰にも負けない努力をする
- 強い意志を持つ
- 立派な人格を持つ
- どんな困難に遭遇しようとも、決してあきらめない
- 部下に愛情をもって接する
- 部下をモチベーションし続ける
- 常に創造的でなければならない