2月24日にロシアがウクライナを侵攻し、80年間の平和な時代が終わったという報道に残念な気持ちでなりませんでした。
祖国を守るために犠牲になられたウクライナの方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
戦争による原油・液化天然ガス(LNG)価格の急騰は日本の経済を直撃すると言われています。
コロナに加え大きな不況の津波が押し寄せてくるかもしれません。
しかし、私たちは、いかなるイデオロギーも弱者の命を奪うことは許されないという意志を強く持ちたいと思います。
とはいえ、武器を持って戦うこともできず、大きな寄付をすることもできない弱者である私たちは、
平和を祈ることしかできません。この数日、自分に何ができるのか考え続けました。
そんな時、私は、徳川家康の言葉を思い出しました。
「及ばざるは過ぎたるより勝れり」
人生は勝つことだけが目的ではなく、名誉や地位、お金のために生きているわけではありません。
どれほど大きな権力や富を得たとしても、死んでしまえば無になります。
地位や財産よりも、どれだけ幸せだったか、正しく生きることができたか、の方が大切ではないでしょうか。
たとえ他者よりお金や食べ物が少なかったとしても、間違った心で得たお金や名誉で贅沢な生活をするより優れている。
この戦争の影響で、これから私たちは事業の売上や利益、ひいては財産を多少は失うことになるかもしれませんが、
戦争という間違った行為を決して許さなかった。そんなふうに考えれば、むしろ誇らしいと思えます。
ウクライナとロシアに1日も早く平和な日常が戻ることを祈ります。