今日が仕事納めという方が多いのではないでしょうか。
あるいは先週の土曜日からお休みという方もいらっしゃるでしょう。
私は、東京都の相談窓口で仕事納めを迎えようとしています。

2020年は多くの人が「まさかこんな年になるとは思わなかった」と思われたことでしょう。
多くの人が苦しみもがいた1年でした。
私も、弊社も、小さいながらも「まさか」を生き残るために必死に働いてきました。

社員を2名採用すると決めた直後に降りかかったコロナ禍でした。
しかし、このことを理由に決心を曲げてしまったら、一生プレイヤーから脱皮できないと思い、
計画を止めませんでした。
いつ寝て、いつ起きているかわからないような状態で働き続けました。
大変でしたが、今年の状況で有言実行できたことは一つの自信に繋がりました。

新規事業となったオンラインセミナーも、試行錯誤でしたが、なんとか安定してきております。
どのようなソフト面の工夫が必要で、どのようなハード面の準備が必要かなどの
ノウハウが培われたように思います。

小さな自信と、小さなイノベーションですが、コロナ禍がなければ生まれなかったでしょう。
2021年もこの後遺症は残ると思われますが、いつかまた回復の道筋が見えることでしょう。
何年か先に振り返ったとき「2020年があったから今の私が、今の会社がある」と思えるような気がしております。
そう思えば、「今年も良い1年だった」と思えます。

皆様のお陰で無事に年の瀬を迎えられましたことを、心から感謝申し上げます。
来年も、何とぞよろしくお願い申し上げます。
2021年が皆様にとりまして良い1年になりますことをお祈りしております。
どうぞ良いお年をお迎えください。

株式会社サクラ前線 代表取締役 櫻田登紀子